アイドルマスターブレイク
見た目はアラサー、身体はアラカン。
季節の変わり目に神経痛で動けなくなって、
自宅でぐったり寝ている。
そう、その名はいずみあき!
ごめんなさい、なんとなく疲れてるので、こんなテンションです。
ちなみに、実年齢は2X(ちょめちょめ)歳です。
とりあえず、ネタにあがっていたので読んでみました。
以下、ネタバレ含めた雑感。
いつもどおり、雑感は口調かわります。
まぁ、今までのアイマス世界観を新しく打ち出した、文字通り「ブレイク」な作品ですね。
特に誰にスポットを当ててるって感じではなく、系統としては稍日向さんのアイマスコミックの系統かな。
中身については
まー、非常に残念。
中身とか登場人物とかを見る限りは、アイマスSPをベーシックにしたというところなんだろうけど、
いろいろ設定に無理ありすぎ。
私がいつも言っていることなんだけど、
アイマスで言う「プロデューサー」は、「マネージャー」という立場のほうが強い。
アイドルのマネージメントがメインで、そのアイドルの方向性を決めるプロデュースというのは、ほとんど朝のワンシーンだったりするところ。
正直言えば、オーディションでどこでアピールするか、とかって言うのは、ゲームだからアイドルに指示を出す、プロデューサーの仕事じゃね?って思うけど
どんなアピールするかとかを決めるのはアイドル自身だし、
その方向性を決めるのが、プロデューサーの仕事。
それは普段のレッスンとかで、自分が一番自信のあるもので勝負するのが、
オーディションという舞台なのですよ。
そこで今回の設定である「プロデューサー兼社長」という立場。
何それ。
まぁ、某事務所のリスペクトだと思うのです。
社長がエグゼクティブプロデューサーという立場にいるところですから。
舞台を作るのは、それぞれのアイドルであったり、別にいるプロデューサーなのです。
もっと言えば、演出とかをデビュー前の実力がある人がやったりするから、
全部社長が決めてるわけではなく、それぞれのプロデューサーがいたり、マネージャーがいたりするわけですよ。
それが今まで画面の外にいた普通の高校生にさせるというのは、
あまりにも酷なんじゃない?
もうひとつ言いますか。
血縁だからって、いきなりできますか?
例えるとするなら、
おじいちゃんが現代の名工と言われる職人で、1つの商品がン十万円するようなものを作る人として、
その孫にいきなりじいさんの作品を作ってみろ。って言ってるようなものです。
百歩譲って、マンガや空想の世界だから容認しますか。
マンガや空想が面白いと思われるのは、その中にリアリティがあるから面白いわけで、この中にリアリティがあるの?って聞かれたら「ない」って断言します。
さて、こきおろすのはこのあたりにして、逆にいいポイントを挙げます。
「鉱石」のくだりは、なかなか面白かった。
たしかに、転がってる形のいい石ころはいくらでもあるけど、磨けば光るってことを知っているから、アイドルも原石だけど光るために努力を惜しまないって言うくだりはいいと思った。
でも、それって当然でしょ。
ゲームやってて、どれだけ筐体で涙のんだプロデューサーたちを見たことか。
自分が努力した結果、オーディションで負けて、
不本意な引退をしたという姿を自分自身もしてきたし、仲間たちもみてきた。
おそらく、同じような姿を見てきたから、このくだりを書いたんじゃないかなぁっていう推測。
とりあえず続刊のようなので、まとめて読んだほうが何を書きたかったのかがみえるかも知れませんが、
とりあえず、1巻だけ読んだ感想はこんなとこ。